【Solana】Binanceから送金してMITを購入しようと思ったら1時間以上かかった話

Crypto
CA390482

MITというセンスのあるコインを見つけ、Solanaチェーンデビューを果たした。
が、色々つまりどころがあり実際に購入できるまでに1時間もかかってしまった。

今後興味のあるコインが出たときにすぐ買えるように事前に準備はしておこう。

今回はBinanceから通貨を送る。

本当は解決策だけぱっと書きたいところだが、苦労したのでストーリー仕立てで書いていく。

登場人物

まず登場人物を把握しておこう。
当然色々なサービスがあるので、これに限った話ではない。
今回使ったものは以下

  • Raydium
  • FTX
  • Sollet
Raydium

今回使ったDEX。
UnisawapとかPancakeSwap

Sollet

ウォレット。
MetaMaskとか。

アドオンとかもあるが、今回はWebだけで。

FTX

Solanaを調べていると良く聞く取引所。
別のチェーンの通貨などを変える場合は必要になるのだが、今回はまったく必要なかった。
理由は後述

スタート

ではスタート。

MITの存在を知る

5/9未明、MIT(@muskimum)の存在をTwitterで知る。

これは面白そうということで、購入の旅に出る。

Solanaチェーンの取引環境を構築する

この時Solanaでの取引環境がなかったので、まずは構築を行った。

調べていると、FTXをいう取引所を1回挟む必要があるっぽいということで、FTXを登録。

Metamaskは簡単には使えなさそうだったので、Solletというウォレットを作成した。

ここでBinance=BSCという謎の固定観念があったことで後に悲劇を招く。

BinanceからFTXにUSDCを送金する

BinanceにあったUSDCをまずはFTXに送金した。

USDCは持っていなかったので、その前にBUSDからスワップ。

手数料あほたかい

ここで行ったのが、USDCをERC20でFTXに送るというもの。

色々ありすぎてややこしいが、今回はUSDCなので「DEPOSIT USDC」を選択。
その後にネットワークを選べるのでERC20のアドレスを選択する。

たくさんあってややこしい

当然ETHチェーンなので手数料がバカ高い。

が、この時はこの方法しかないと思っていたので素直に払う。

FTXからSolletへUSDCを送金する

BinanceからFTXに送金が完了したら、次はSolletへ送金する。

この辺はMetamaskはあまり変わらない。

ウォレットアドレスを控えて今度はFTXの「WITHDRAW」から出金する。

RaydiumでMITを購入する

さて、USDCを送金したのでここからMITを購入だ。

詳しい人は気づいているかもしれないが、ここまででSOLを送金していないのが混乱を招く。

Raydiumにアクセスし、ウォレットをコネクトする。

RaydiumからMITを追加?する

Raydiumの仕様なのか、Solanaの仕様なのかわからないが、取引するためのIDを用意されておりそれを追加する必要がある。

Click “Add custom market” (click the little “+” icon) and fill in the info: Market id: 3mhrhTFrHtxe7uZhvzBhzneR3bD3hDyWcgEkR8EcvNZk Market Label: MIT/USDC Base label: MIT

ということで、画面の+ボタンから追加を行う。
これはまだ登録されていない草コインだからだろう。

追加するとMIT/USDCのペアができて取引の画面になった。

購入を試みるがエラー

さて、ここまで来たら購入できるだろうと思い。

LIMIT BUY MIT

が、エラーでなかなか購入できない。

ウォレットの小さいウィンドウを開いている必要がある

つまりポイント①

ウォレットを接続する時にでる小さいウィンドウ。

これは接続中は常に開いておかないといけない。

よくみるとちゃんと書いてあったね。

MITをウォレットに追加していないことに気づく

つまりポイント②

Metamaskなどはウォレットに追加していなくても、取引が終わると気を使って追加しますか?って聞いてくれるが、Solletはそうではない。

事前に通貨を登録しておく必要があるのだ。

ということで、SolletのAdd Tokenから追加する。

もちろんMANUAL INPUTを選ぼう。
ここで混乱ポイントになったが、ここのAddTokenと先ほどの取引所のIDは別物だ。

理解できていれば難しいものではないが、初心者にはこの辺のわかりづらさは混乱するだろう。

今回はMITなので以下を入力。

Token Mint Address: ERPueLaiBW48uBhqX1CvCYBv2ApHN6ZFuME1MeQGTdAi
Token Name: Muskimum Impact Token
Token Symbol: MIT

SolletのAdd Tokenで追加できない

ADDをぽちっと押すとエラーがでて追加できなかった。

そのエラーは「SOLがない」とのこと

ここで気づいた。

仮想通貨にある程度詳しい人なら当然だが、取引には手数料がかかる。
その手数料はネットワークによって違うのだが、Solanaの場合は「SOL」になる。

Solletの場合、ウォレットにトークンを追加するときにも手数料がかかるのだ。

画面にも丁寧に書いてあった。

Raydiumのスワップ機能でSOLへの変換を試みる

Raydiumにはコンバート機能があったので、USDCをSOLに変換しようと考えた。

よかったよかった。

が、うまくいかず。

そう、スワップにもSOLが必要なのだ。(たぶん)
SOLへのスワップくらいスワップ後のSOLから引いてほしいよね。

もしかしたら他のエラーで出来ないだけかもしれないが。

なんとかUSDCをSOLに変えようとした

どうやらFTXでは変換できるっぽいことを知った自分はUSDCをSOLに変換しようと考えた。

新たにUSDCを送っても良かったのだが、ERC20の手数料が脳裏をよぎりRaydiumに送ったUSDCを再度FTXに戻そうとした。

SOL直接送れば良くね?

RaydiumからFTXの送金準備をしていたときに、ふと気づく。

「あれ、SOLを直接Solletに送れば良くね?」

すぐにBinanceでSOLを調べる。

簡単にコンバートできた。

当然Solanaチェーンでの送金にも対応していた。

「あれ、これUSDCもわざわざFTXに送ってそこからSolletに送る必要もなかったな?」

ということで無事完了

その後はBinanceからSOLをSolletに直接送って、Tokenを追加した。

その後、Raydiumから無事購入完了。

当たり前な内容で躓いてしまった。。

まとめ

Binanceから何かを送金してRaydiumで購入したい場合

  • BinanceでSOLを購入(交換)する
  • BinanceからSolletに直接SOLを送金する
  • RaydiumのスワップでSOLを好きな通貨(今回はUSDC)に交換する
  • 購入する

シンプルにこれだけ。

今回書いた以外でも細かい躓きはいっぱいあった。
トライアンドエラーを繰り返して少しこの業界について詳しくなれた そんな気がした。

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