最近はFIREという単語が流行っている。
Youtubeでも節約や投資、FIREの道筋を説明している人も増えてきた。
支出を減らして、FIREをすることも素敵な話だが、現実それだけの貯蓄はするのは難しい。
若いうちから投資をしていくのは自分も賛成だし、FIREの生き方も素敵だと思う。
が、自分の市場価値を上げて稼げるようになることも意識していった方が良いだろう。
これまでの自分
自分は普通のサラリーマンだし、何か事業をしているわけでもない。
※今は個人事業主ではあるが
最近は時間が出来てきたので副業をすることも増えたが、今回は副業については加味しないで話をしていこうと思う。
ちなみにIT業界のエンジニアとして働いている。
30歳までの振り返り
ざっくりだが働き始めから30歳が終えるまでの給料を思い出してグラフにしてみた。
新卒の頃は「このレベルの作業でこれだけのお給料を貰えるなら」とずっと思っていた。
そのため、特に給料に対して不満もなかったし上げたいと思ったことも無かった。
転機が訪れたのが27歳の時で、はじめて役職を拝命した。
この頃から将来のことを考え始めるようになり、役職拝命に伴って大きく収入が上がったこともあって、給料についても今一度考えなおすタイミングになった。
それから「自分の市場価値」を強く考えるようになり、1年間役職者として働いた後に初めての転職をした。
年収は100万くらい上がり、今までのスキル・マインドが価値あるものだと自信を持てる転職となった。
それから3年、しっかりと成果が出せたと自負できる働きをしたと思う。
その結果、入社してから2年程で150万ほど年収は上がっている。
そして31歳のタイミング、2回目の転職を経て1,000万目前まで。
理由はないが、年収1,000万が自分の中での1個の目標だったので、そこまでは頑張りたい。
給料を上げるために意識してきたこと
上には上がいるし、まだ1,000万も行っていない。
しかし、そこそこ良い成長率でここまで来れているのではないか。
むしろこれくらいの方が再現性があるのでは?
ということで、専門学校卒で何も実績もなかった自分が、ここまで成長してこれたことを振り返りながら書いていこうと思う。
人が評価をすることを理解する
多くの会社には人事評価があるだろう。
人事評価は「人がするもの」である。
よく評価は絶対評価じゃなきゃいけない ということを聞くが、正直不可能だと思っている。
会社には昇級のための予算が決まっており、他の人のモチベーションも考慮しなければいけないからだ。
その関係で必ず相対評価は発生する。
これは自分が評価する側になってから、より痛感することになった。
それを理解した上で日頃の業務に取り組んできた。
コミュニケーションは特に重視した。
人が評価するのだから、そこに対してリソースを割くのは当然だ。
なんでも自分の手柄にしようとする人もいるが、それはあまり良くない。
むしろ、〇〇さんのおかげで自分がこんなに成長できた、こういう成果が上げられた!
そんな風にアピールする方が、色々な方面からプラスに働くことが多いだろう。
それと、成果を上げることも大事だが、その成果をいかにうまく見せるかの方が重要だと思っている。
大した成果が出てなくても、良く見せれば評価は上がるのだ。
これを意識できたのは、成果が目に見えづらい職種だったことも大きな要因だと思う。
業界(業種)を把握する
いかに見せ方がうまくて、成果が伴っても業界次第ではお給料が上がらないことも多いと思う。
これは業界だけでなく、個の会社でも言えることだが。
結局のところ、お金が集まる業界というのもは存在する。
そういった業界にいた方が、当然自分のお給料に反映されやすい。
会社にお金がなければみんなのお給料が上げられない、それは絶対だ。
評価は高く出す
中には評価を控えめに出す人がいるのだが、個人的にはそれは非常に勿体ないことだと思う。
評価は高く付けてなんぼ。
その人が高い評価をつけてきてくれたら、上司は評価を上げやすい。
一方で、その人が低い評価をつけてきて、仮に上司が過少評価だ!と思ったとしても、説明が難しいのだ。
本人が低いって言ってるんだから、って話。
当然、自分でもなぜ高ランクなのかは説明できるようにしよう。
会社によって評価テーブルがあると思うが、見せ方でなんとでもなることが多いと思う。
結果の評価が自分の提出した評価より低かったら、しっかりと理由は聞こう。
それを改善すれば高ランクになるということ。
自分の足りない部分がはっきりして一石二鳥だ。
理由もなくランクを下げられた場合は、その上司か会社が良くないか、お金がないか。
色々考えるタイミングだろう。
市場価値を上げるための作業をする
一番手っ取り早くお給料をあげるのは転職だ。
これは間違いないと思う。
中には会社の中でがつんと上がる人も当然いるとは思うが、基本的には周りの従業員のバランスをみて昇給することが殆どだ。
このご時世、年収をあげるためには転職は必須になると自分は思う。
ということで、自分の市場価値を把握するとともに、価値を上げる作業をすることを意識した。
様々な勉強会に参加したり、ブログを書いてみたり。
時にはエージェントに直接自分の価値を聞きに行ったりもした。
そういった活動から、声がかかったり名前を知ってもらえるきっかけになる。
お金だけじゃないけどね
結局のところ年収をあげたところでって話はある。
1,000万貰っても残業が多すぎて。。。って話なら魅力に感じない人も多いだろうし、逆もしかり。
なぜ自分がその金額が欲しいのかを考えるところから始めると良いと私は思う。
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